メインコンテンツまでスキップ
Adaptive Insights
Knowledge @ Adaptive Insights LLC, a Workday Company

概要

Adaptive Planning は、クラウドベースの財務計画および財務分析用アプリケーションです。つまり会社のデータをローカルサーバあるいは従業員個人のコンピュータに保存するのではなく、すべてが大規模で管理され、定期的にバックアップされるサーバに保管されます。複数のユーザーがAdaptive Planningに同時にログインできます。

Adaptive ユーザーはコンピュータあるいはモバイル端末から、標準のウェブブラウザを使って財務モデルにアクセスします。大手クラウドサービスプロバイダとして、Adaptive Insightsはお客さまのデータを保護することを重視しています。当社の定期的なバックアップ、ハードウェアの冗長性、および業界をリードするデータアクセス制御により、データを安全に保護します。

Adaptive Planningは、Adaptive Insights.の製品のコレクションであるAdaptive Suiteの一つです。コレクションにはConsolidation、Discovery、およびIntegrationが含まれます。 Adaptive Suiteのメンバーは、それぞれ他のメンバーと一緒に使うことができ、会社の財務やその他のメトリックを処理するための便利なツールとして使用できます。

バージョン

バージョンとは、特定の財務シナリオを表す科目、組織などのデータの集合です。 たとえば、バージョンの例としては、2016年の実績、2017年度予算、2018年3ヶ年計画、事業取引の効果を評価するためのwhat-if計画などが挙げられます。

ほとんどの企業では、暦年または会計年度をカバーするバージョンを使用しています。

それらのバージョンは、Actuals(実績)2017やPlanning(計画)2018などと名付けられます。科目、組織、属性、その他の階層とタグの構造は、大抵の場合はバージョン間で同じですが、データは異なります。バージョンには、実績バージョンと計画バージョンという 2つのバージョンがあります。実績バージョンには、2015年の所得や費用など、一定期間の実際の財務結果が含まれます。実績とは、起こったことの記録です。計画バージョンは、将来可能性のあるものです。計画バージョンには、予算、what-if シナリオ、または想像することができる他のほとんどすべてが含まれます。Consolidationをお持ちであれば、実績データを分割して、別々のソースからのデータの識別および保護、仕訳エントリの作成などのシナリオに対応できます。

各バージョンを比較できます。たとえば、ある月の実績バージョンをその月の予算の計画バージョンを比較し、どの程度数字が一致しているかを見るレポートを作成できます。

科目

データ(値と数式の双方)を格納する科目。総勘定元帳科目は最も一般的なタイプの科目ですが、Adaptive Planningには他のタイプの科目もあります。科目内のデータはシートを使って編集し、シートおよびレポート内で閲覧できます。

科目には次のタイプがあります。

  • 総勘定元帳科目(GL科目)には、すべての利益と損失および賃借対照表科目が含まれ、入力または算出された計画値と総勘定元帳または同様のシステムからインポートされた実績値が記録されます。
  • カスタム科目には、設備配賦のための面積など、あらゆる種類の数式と数値データを記録できます。カスタム科目は、研究開発費用の合計や正社員数の合計など、他の科目からの情報も取得できます。これらの科目は各種計算書やレポートに表示したり、他の科目を実行する際に使用したりできます。カスタム科目では、値と式が組織ごと、およびバージョンごとに変動することがあります。
  • メトリック科目
  • モデル科目には、人事や資本シートなど、モデルシートのデータを記録します。入力されたデータは、給与や関連する費用、減価償却、成約などの関連する値を自動的に算出するのに使用されます。これらの計算はACCT.Personnel.Salaryなどのモデル科目で実行されます。
  • キューブ科目には、キューブ シートのデータを記録します。キューブ科目は標準科目、メトリック科目、または前提条件科目として設定できます。
  • 前提条件はグローバルな計画前提条件で、組織構造内にあるすべてのレベルに適用されます。これらの値と数式は管理権限または全社権限を持つユーザーによってのみ指定されるものですが、どのレベルでもシートの計算にこれを使用できます。

組織構造と組織

Adaptive Planningにおける組織構造は貴社の構造を反映しており、複数の組織のコレクションが互いに上向きになっています。次の [組織を選択] ダイアログでは、会社の組織構造のインタラクティブなビューが表示されます。

Level Selector

組織とは、管理者が、誰がどのデータを閲覧できるかをコントロールする手段です。例えば組織構造において、英国のあるマネージャは英国組織とそのサブ組織の情報のみを閲覧でき、米国組織とそのサブ組織の情報は閲覧できません。

属性と特性

特性と属性はどちらも可能な値のリスト(例えば「部門」という属性に対して「エンジニアリング」「開発」「人事」など)「を持つ論理的なカテゴリで、どちらもデータをタグ付けし、アクセスや閲覧のためにカテゴリ別に臨機応変にグループ分けできます。

特性と属性は、Adaptive Planningにおいては違う目的で使われます。属性がデータそのものを分類するのに対し、特性は科目、属性、組織などのデータのグループを分類します。特性はグループを分類するため、グループによって分類されるデータを分類することにもなります。しかしデータに特性を直接付与することはできません。

属性は、一般的には次のように使われます。

  • トランザクションに適切なタグ付けを行います(「地域」という属性に対して「北部」「南部」「東部」「西部」など)
  • 従業員を役職名でタグ付けします(「職名」という属性に対して「ディレクター」「俳優」「プロデューサー」など)

特性は、一般的には次のように使われます。

  • 科目を検索エンジン最適化(SEO)レポーティングに含めるか除外するかを設定する(「SEOレポーティング」という特性に対して「含める」「除外する」など)
  • 組織の合計階層を表します(会社の組織構造が機能ベースの場合、特性を使って地理的な位置ごとに違う合計を作成する、など)

特性と属性はどちらも管理者によって作成、管理されますが、多くの場合はデータ入力、レポート作成、その他のデータと関わる作業を行うユーザーが使用できるようになっています。

シート

シートは、Adaptive Suiteの非管理者ユーザー用の主要インターフェイスです。データの入力、保存、分析をシート内で行います。シートには3つのタイプがあります。

  • 標準シートには期間がすべての行に、科目あるいは組織がすべての列に表示されます。費用やその他の基本的なデータ編成に最適です。
  • キューブ シートは強力な多属性シートで、行と列に任意の数の属性を表示できます。キューブ シートはドラッグ アンド ドロップ インターフェイスを使って作成します。インターフェイスについては本性で後述されます。
  • モデルシートは設定が可能で、多種多様な目的に使うことができます。人事計画、資本計画、営業計画などに最適です。

レポート

レポートはデータを表示しますが、データの編集はできません。レポートには数多くのタイプがあり、レポート上ではデータを幅広く色々な方法で分類、閲覧できます。

レポートを使って、システムに格納されたデータを様々な方法で閲覧できます。ほとんどの場合、データはレポートそのものには格納されません。データはデータベースに格納され、レポートの設定を元にデータを表示します。レポートは、計画データベースへの窓のようなものです。

同一のレポートをすべてのユーザーが使えるようにできますが、レポートを開いた際、各々のユーザーは自分に権限が与えられたデータのみ閲覧できます。

FinancialSummaryReport.png

  • この記事は役に立ちましたか?