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Adaptive Insights
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固定通貨レポートの作成

固定通貨のレポート作成の概念についてと、ウォークスルー事例を使ったその実装方法について説明しています。
Constant Currency Reporting
 

為替レート機能は、実際のパフォーマンス メトリックではなく、都合が良いかまたは悪い為替レートに基づいて、データ相違分析を良くも悪くも見せることができます。 会計的に言えば、ビジネスのパフォーマンスの正確な状況を把握するためにそれぞれ異なる一連のデータを比較する場合、固定通貨は為替レートの変動を相殺消去します。  

仮想バージョンの機能の仕方

仮想バージョンを使用すれば、為替レートがデータにどのように影響を与えるかに気遣わされずに、元の為替レートと仮想バージョンとの相違を報告することができます。      

固定通貨をAdaptive Suiteで有効にするには、仮想バージョンを作成します。仮想バージョンは、データに対して使用されるベース バージョンと、ベース バージョン データを解釈するためにレートに対して使用される為替レート バージョンの読み取り専用の合成物です。別のバージョンまたは例えば前年などの別の期間から、為替レートのセットを選択することができます。   新規の仮想バージョンでは、ご自分が選択した為替レートによって変更されたベース バージョンのデータが示されます。これで、仮想バージョンと元のバージョンの為替レートが固定されました。 

固定通貨での相違を報告するには常に、新規の仮想バージョンと、新規の仮想バージョンの為替レート用に選択したバージョンを使って、レポートを作成します。レポート中で定義する期間は、データセットの期間に関連している必要があります。 以下の表は、これらのルールがまとまってどのように機能するかを説明しています。

報告対象の相違 仮想バージョン ベース 仮想バージョンの為替レート バージョン レポート中のバージョン レポート中の期間
現行年度に対する現行予算の実績 現行年度の実績 現行予算 仮想バージョンと現行予算 当年
現行年度の実績と前年度の実績 現行年度の実績 前年度の実績(実績を1年戻して相殺)  仮想バージョンおよび前年度の実績 現行年度と前年度 

固定通貨レポートを作成するための基本ステップ

  1. 一連のデータを選択します。 
  2. ベース バージョンと為替レート バージョンを使って仮想バージョンを作成します。
  3. 仮想バージョンと為替レート バージョンの間の相違を比較したマトリクスレポートを作成します。

以下をウォークスルーすることによって、このレポートの作成方法をステップごとに詳しく解説した事例を確認できます。 

固定通貨のウォークスルー サンプル

ウォークスルーの例では、通貨レートを固定化するために仮想バージョンを使用して、2016年の予算データと2016年の実際のデータの相違を示すレポートを作成します。 

仮想バージョンの作成

  1. [モデリング] > [モデル管理] > [バージョン] を開きます。
  2. リストの計画セクション内の任意の場所をクリックします。

  3. [新しい仮想バージョンを作成 をクリックします。

  4. 予算レートでの実績 を [名前] フィールドに入力します。

  5. [ベースバージョン] ドロップダウンで [実績] を選択します。

  6. [為替レート] の右側にある [ 編集] リンクをクリックします。
  7. ポップアップ ウィンドウで、2016年の予算([現行予算])をドロップダウンから選択します。 
  8. [適用] をクリックします。
  9. [ 保存SaveVersion.png]をクリックします。

これで、ご自分の予算レートでの実際のデータの仮想バージョンが作成されました。 

為替レートの変動なしの相違レポートの作成

Variance Report for Actuals vs Budget

為替レートの変動なしに実際のデータと現行予算の間の変動をレポートするには、次の手順に従います。

  1. [レポート作成] で [新しいレポート]  >  [マトリックス] をドロップダウンから選択します。 
  2. 要素リストで、[バージョン] をクリックし、   [Actuals at Budget Rates(予算レートでの実績) ] 仮想バージョンをコピーして列セグメントにドロップします。

  3. 2016 年の予算 ([現行予算])バージョン(仮想予算の為替レートに対して使用したバージョン)をドラッグして右側の同じ列にドロップします。 

    Drag and drop the versions into the column segment.
     
  4. [要素に戻る] をクリックし、[Time(時間)] をクリックします。2016年(仮想バージョンに対して選択したベースに対応する期間)が見つかるまで拡張します。2016年を縮小表示したままドラッグし、ご自分のバージョンの上にある列セグメントにドロップします。また、四半期あるいは月次の分散を表示するために拡張表示することもできます。あるいは、それをフィルター セグメントにドラッグすることもできます。 


    Drag and drop the time element above the versions
     
  5. [要素に戻る] をクリックし、[計算] をクリックします。[差分] 要素をドラッグし、列セグメント内の2つのバージョンの左側にドロップします。 
    1. レポート入力エリア内の差分要素を右クリックし、[プロパティー] を選択します。 
    2. 真の相違を [Label(ラベル)] フィールドに入力し、[符号を反転] チェックボックスをクリックします。 

      Properties for the difference element
       
    3. [相違のオプション] タブをクリックします。 
    4. [減算のバージョン] セクションで、[バージョン] ドロップダウンから現行の [Budget(予算)] を選択します。[From Version(バージョンから)] セクションで、[バージョン] ドロップダウンから [Actuals at Budget Rates(予算レートでの実績)] を選択します。
    5. [適用] をクリックします。 

      Difference options for the Difference Element
       
  6. [要素に戻る] をクリックし、[ 科目] をクリックします。
  7. [PL Income(PL収益)]、[PL COGS]、[PL Expense(PL費用)]、[純利益 ] をドラッグし、行セグメントにドロップします。 レポートは次のようになるはずです。

    Completed report with accounts in the rows
     
  8. レポートを保存し、実行します。最後の列中の相違は、為替レートの影響のない相違を報告しています。

Variance Report for Actuals vs Budget 

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