メインコンテンツまでスキップ
Adaptive Insights
Knowledge @ Adaptive Insights LLC, a Workday Company

Discovery Enterprise 向け Adaptive Integration

Adaptive Integration は広範なスプレッドシートやデータ­ベースから Adaptive Suite 製品へデータをインポートするための安全なブリッジとして機能するアプリケーションです。インポートされる情報のフィルター、整理、マッピングなどを実行できるので、手動でデータをインポートした際に生じる可能性のある­潜在的なエラーを排除できます。さらに、タスクと操作をスケジュールして、特定の時刻にデータを自動的にインポートすることもできます。Discovery Enterprise 向けの Adaptive Integration を使用すると、顧客が異なるデータ ソースからのデータを  Discovery Enterprise に転送できます。

Adaptive Integration のユーザーには、次の 2 種類があります。

  • データアナリストは、タスクを実行し、Adaptive Suite にインポートされた情報で作業します。データアナリストは、[タスクの概要] および [タスクの詳細] 画面にアクセスし、共有されているタスクを表示して実行し、タスク履歴を表示できます。データアナリストには、インテグレーションオペレーターのロールが必要です。

  • IT ユーザーはハイレベルのユーザー (多くの場合は管理者) で、データ ソース、ローダ、タスクなどをセットアップしたり編集したりします。IT ユーザーは Adaptive Suite に精通し、また、データベースや­接続についても十分な知識を備えている必要があります。IT ユーザーは、データ デザイナーのルールと、Discovery の標準または管理者のいずれかロールを持ちます。

IT ユーザーは、Adaptive Integration の初期のセットアップを実行し、その後はメンテナンスモードで作業します。作業内容はデータアナリストから寄せられる新しいタスク、異なるデータソースについてのリクエストへの対応です。また、IT ユーザーは、他のユーザーにタスクを実行する権限を与えます。

典型的なワークフロー

Adaptive Integration でデータをインポートする際の一般的なプロセスを次に示します。

  1. IT ユーザーは、スプレッドシートから情報を抽出するデータ ソースを設定します。JDBC に準拠したデータベース、Net­Suite、テーブルグループ (SQL 結合表を使用)、または ETL スクリプト化されたデータソースが含まれます。JDBC に準拠­したデータベースから抽出する場合、IT ユーザーは、Adaptive データ エージェント サービス マネージャを使用して、データベースと Adaptive Integration 間のセキュアな通信用にデータ エージェントをセットアップする必要があります。SQL 結合と数式を追加してデータをフィルタリングできます。

  2. IT ユーザーは、抽出された情報をプレビューします。これは、Adaptive Integration’ のステージング領域に保持されます。列または表は、使用するために指定することも、無視することもできます。SQL 数式を追加してデータをフィルタリングできます。また、IT ユーザーは、個々の列のデータ型を変更することもできます。

  3. IT ユーザーは、ローダをセットアップします。これは、ステージング領域からデータを取り出し、Adaptive Discovery にロードします。IT ユーザーは、テーブルソースを選択し、日付/時刻タイプを割り当てます。列は、メトリックと属性にドラッグ & ドロップされます。Adaptive Discov­ery ですでに設定されているメトリックと属性を使用して列を設定できます。または、IT ユーザーは、ローダ作成プロセスの一部として、新しいメトリックまたは属性を設定できます。重複するデータ行を削除し、追加の計算や SQL 操作を指定できます。ローダの準備が整ったら、IT ユーザーは、ローダを手動で実行して、情報を Adaptive Discovery にロードします。

  4. IT ユーザーは、ローダとサブタスクを組み合わせたあらかじめ定義された一連の操作であるタスクを作成し、適切にフィルタリングおよびスクラブ処理されたデータを抽出、処理し、Adaptive Discovery にロードします。タスクは、特定の分、時、日、または月に自動的に実行するようスケジュールできます。IT ユーザーはオプションで編集や起動などの権限をデータアナリストと他のユーザーや役割に割り当て、彼らがデータ ソース、ローダ、タスクなどを使用できるようにします。

  5. データアナリスト (またはその他の許可されたユーザー) は必要に応じて手動でタスクを実行するか、タスクが­自動的に実行されるようスケジューラーを使用できます。Adaptive Integration にログオンすると、デフォルトの画面が [タスクの概要] 画面になります。[タスクの概要­] 画面には、アクティブなタスクが表示されます。

[タスクの概要] 画面でタスクをクリックし、[タスクの詳細 ] 画面にタスクの情報を表示します。[タスクの詳細 ] 画面には、選択したタスクの詳細情報とオプションが以下のように表示されます。

  • 保留中または最近実行した特定のタスクについての詳細な情報が表示されます。特定のタスクを実行すると、3 つの実行フェーズのステータス (データのインポート、変換、Adaptive Suite へのデータ読み込み) が画面に現れます。この情報は、エラーのトラブルシューティングに使用できます。

  • [タスクの詳細] 画面から手動でタスクを実行するには、フィールドにデータの抽出元となるファイルを入力し、[実行] をクリックします。Adaptive Integration がタスクを実行し、3 つのフェーズのステータスを表示します。

  • 画面下部の [実行履歴] をクリックし、タスクの実行履歴を表示します。この画面には、実行日時、タスク名、秒単位での実行時間、実行のステータスなどが表示されます。実行履歴のエントリをクリックすることでドリルダウンし、そのインスタンスのログ履歴を表示できます。

スプレッドシート データ ソースの作成

Excel スプレッドシートのデータ ソースを設定するには、次の手順に従います。

  1. [管理] > [データ デザイナー] [データ デザイナー] に移動し、データ デザイナーにアクセスします。

  2. 画面の右側にある [コンポーネント ライブラリ]  の [データ ソース] フォルダで、[新しいデータソースを作成] をクリックします。
    [新規作成] ダイアログボックスが表示されます。

  3. データ ソースの種類として [スプレッドシート] を選択し、データ ソースの名前を入力します。

  4. 作成] をクリックします。

  5. データ ソースの’情報を入力します。

  • 失敗したアップロードをスキップ: スプレッドシートから、失敗したアップロードをスキップするには、このチェックボックスを選択します。このボックスを選択していて、複数のテーブルをインポートしているときに、テーブルの 1 つがアップロードに失敗した場合、最初に失敗したテーブルのエラーでインポートを終了するのではなく、次のテーブルに進みます。

  • ログレベルドロップダウン リストからログレベルを選択し、このデータ ソースをどこまで詳細にログするかを指定します。オプション:

  • エラー: エラーのみを記録します。

  • 情報: データ ソースが更新されたときなど、すべての基本情報を記録します。

  • 詳細全ての段階と操作に関する非常に詳細な情報を提供します。(このレベルは、主にデバッグや監査に使用されます。典型的な使用方法よりも多くのログ情報を生成する可能性があります。)

スプレッドシートのデータ ソースについて基本設定を入力したら、スプレッド­シートをインポートする必要があります。

スプレッドシートをインポートするには、次の手順に従います。

  1. [操作] メニューの [スプレッドシートをインポート] をクリックします。

  2. 開くスプレッドシートの名前を入力します。[参照 ]をクリックするとファイルを検索できます。スプレッドシートを選択すると、Adaptive Integration がスプレッドシートを開き、情報をインポートします。また、Adaptive Integration は、スプレッドシート構造 (フィールド名、フィールド順) もインポートします。各列に既定のデータ型を割り当てますが、各スプレッドシート列に関連する書式設定の規則は考慮しません。データ構造は、画面の左側にある [データコンポーネント] メニューに表示されます。このメニューには、ワークシートとインポートされたスプレッドシートの内容が入力されます。

  3. [閉じる ] をクリックして、[スプレッドシートをインポートする] ダイアログボックスを閉じます。

  4. [操作] メニューの [保存 ]をクリックします。

メトリックローダの作成

メトリックローダとスクリプト化されたローダという、2 種類のローダを作成できます。

メトリックローダを作成するには、次の手順に従います。

  1. [管理] > [データ デザイナー] [データ デザイナー] に移動し、データ デザイナーにアクセスします。

  2. 画面の右側にある [コンポーネント ライブラリ ] の [ローダ] フォルダで、[新しいローダを作成] をクリックします。
    [新規作成] ダイアログボックスが表示されます。

  3. ローダの種類として [Discoveryメトリックローダ] を選択し、ローダの名前を入力します。

  4. 作成] をクリックします。
    画面の中央エリアに新規ローダ’の設定およびその他の情報が表示されます。

  5. メトリックローダ’の情報を入力します。

  1. [ 設定] エリアで、ソーステーブルを選択して、Discovery に取り込むデータを含むステージング テーブルをポイントします。

  2. ステージング テーブルに、列として日付/期間情報が含まれている場合は、[期間ソース] と [期間列] フィールドの適切なオプションを選択します。

  3. [期間タイプ] の適切な粒度を選択します。

  4. [ データのコンポーネント ]パレットで、選択したステージング テーブルを選択します。メトリックおよび属性として、Discovery に取り込む列を特定します。

  5. ステージング列を、[メトリック] または [属性] エリアにドラッグ & ドロップします。メトリックと属性を定義する際には、デフォルト値を使用して迅速に開始できます。
    (フィールドとプロパティの詳細については、Adaptive Integration エリアの「メトリックと属性」を参照してください。)

  6. ローダの定義を保存します。

  7. オプションで、ステージング テーブルからレコードのサブセットを取得する場合は、SQL フィルターを入力するよう選択できます。[フィルター設定] にあるテキストボックスをクリックします。[SQL フィルターを編集] ダイアログボックスが表示されます。ここで、SQL フィルター式を入力します。エディタのヘルプテキストには、例と詳細なヘルプドキュメントへのリンクが提供されます。

  8. [操作] メニューの [保存 ]をクリックします。

タスクの作成

統合タスクを使用することで、インポートとフィルタリングのプロセスを構築・改良でき、その後、ユーザーは業務を遂行する上で必要な特定のタスクを実行できるようになります。タスクは必要に応じて手動で実行することも、特定の時刻や日付で自動的に実行されるようスケジュールすることも可能です。タスクは他のユーザーと共有できます (これは、データアナリストがタスクにアクセスするプライマリ方法です)。タスクには、1 つまたは複数のローダを含めることができます。また、他のタスクも含めることができます。

ほとんどの日常的な Adaptive Integration の使用には、タスクが伴います。

新しいタスクを作成するには、次の手順に従います。

  1. [管理] > [データ デザイナー] [データ デザイナー] に移動し、データ デザイナーにアクセスします。

  2. 画面の右側にある [コンポーネント ライブラリ ] の [タスク] フォルダで、[新しいタスクを作成] をクリックします。
    [新規作成] ダイアログボックスが表示されます。

  3. [統合タスク] を選択し、タスクの名前を入力します。

  4. 作成] をクリックします。
    画面の中央エリアに新規タスク’の設定およびその他の情報が表示されます。

  5. ドロップダウンリストからログレベルを選択し、このデータ ソースをどこまで詳細にログするかを指定します。
    (ログレベルの詳細については、「タスクの作成」を参照してください。)

  6. [操作] メニューで [保存] をクリックします。

タスクの基本構成を保存したら、ローダとタスクの情報を追加する必要があります。定期的にタスクを実行する場合は、スケジュールの追加も必要です。

タスクを作成する最後のステップは、タスクが何かを行うようにローダとタスクを追加することです。ローダを追加すると、データを抽出し、データ操作を実行して、その情報を Adaptive Discovery にロードできます。他のタスクを追加することで、必要に応じて小さなサブタスクをビルディングブロックとして作成し、大きなカスタムタスクに結合できます。

ローダとタスクをタスクに追加するには、次の手順に従います。

  1. ローダまたはタスクを [データコンポーネント] メニューから、[タスクとローダ]表にドラッグします。ローダまたはタスクが表に表示されます。

  2. ローダとタスクを、[タスクとローダ] 表にドラッグし続けます。
    ローダとタスクは、表に示されている順序で実行されます。

  3. [操作] メニューの [保存] をクリックします。

タスクのスケジュール情報を追加するには、次の手順に従います。

  1. スケジュールオプション (毎時間、毎日、毎週、または毎月) を [データコンポーネント] メニュー から、[スケジュール­の設定 ] 表にドラッグします。
    [スケジュールを編集 ] ダイアログボックスが表示されます。

  2. タスクの実行頻度と実行時間を含むスケジュール情報を入力します。タスクを有効にするには、そのタスクをアクティブに設定してください。スケジュールデータを格納するだけで、スケジュールを実装しない場合は、アクティブとしてマークしないでください。
    (個々のフィールドについては、「タスクとスケジュールの使用」を参照してください。)

  3. 保存]をクリックします。

 

  • この記事は役に立ちましたか?