JDBC データ ソースの統合セキュリティを有効にする
2つのJDBC ドライバ(JTDSとMS SQLドライバ)がMS SQL Serverとの統合セキュリティをサポートします。
Adaptive データ ソース/エージェントで [統合セキュリティ] を有効にするには、標準の設定手順に加えて3つのタスクを実行する必要があります。
オンプレミス エージェントの場合:
- エージェントが起動する前に、必要なドライバ’のdllをエージェントのシステム パスに配置します。
- 正しいドメイン ユーザー/パスワードを使用して、[エージェント サービスのログオン] プロパティを設定します。
データ ソースの場合:
- JDBC のURLエントリには、
IntegratedSecurity = true
プロパティが追加で必要です
統合セキュリティでAdaptiveデータ エージェント サービスを設定する
- [統合] > [デザイン統合] 内で、ホストPCからエージェントのプロビジョニングを解除します。
- Adaptive データ エージェント サービスを停止します。
- Windowsサービスを再設定して、ネットワーク/db資格情報を持つWindowsアカウントとして実行するようにます。
- 必要なDLL(
sqljdbc_auth.dll、ntlmauth.dll
)が適切なコピー先にコピーされていることを確認します。
V51.17.8415以降のエージェントの場合、sqljdbc_auth.dll
は [エージェント] インストーラで自動的に配置されるため、ユーザーが手動で追加する必要はありません。
JTDS jdbcドライバーに必要なntlmauth.dll
(使用中のJVMに応じてx32またはx64バージョンのいずれか)は次の場所に配置する必要があります。
C:\Program Files\Adaptive Data Agent\lib\mssqljdbc\x64\
(64ビットJVM用)
または
C:\Program Files\Adaptive Data Agent\lib\mssqljdbc\x86\
(32ビットJVM用)。
sqljdbc_auth.dll
はMicrosoft ダウンロード センターから入手できます
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=11774
ntlmauth.dll
は、JTDSのダウンロード場所から入手できます
jtds 1.2.5 https://sourceforge.net/projects/jtds/files/jtds/1.2.5/
jtds 1.2.8 https://sourceforge.net/projects/jtds/files/jtds/1.2.8/
jtds 1.3.1 http://sourceforge.net/projects/jtds/files/
- Adaptive データ エージェント サービスを再起動します。
- エージェント サービス マネージャを使用してエージェントを再プロビジョニングします。
JDBCデータ ソースの作成
[新規データ ソースを作成] メニューを使用してJDBC データ ソースを作成する場合は、integratedSecurity=true
をJDBC のURLに追加してください。
MS SQLドライバの場合:
ドライバ クラス:
com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver
Jdbc url:
jdbc:sqlserver://<server>:<port>;integratedSecurity=true
例:
jdbc:sqlserver://dev-gp2013-r2:1433;integratedSecurity=true
ユーザー名: 空のままにする
パスワード: 空のままにする
JTDSドライバの場合:
ドライバ クラス:
net.sourceforge.jtds.jdbc.Driver
Jdbc url:
jdbc:jtds:sqlserver://<server>:<port>;integratedSecurity=true;domain=<domain name>
例:
jdbc:jtds:sqlserver://DEV-GP2013-R2:1433;integratedSecurity=true;domain=ADAPTIVE
ユーザー名: 空のままにする
パスワード: 空のままにする