Microsoft Dynamics GPデータ ソース テーブル
「Microsoft Dynamics GPデータ ソースの設定」では、事前設定済みのアダプタを使用してMicrosoft Dynamics GP用のデータ ソースを設定する基本を説明しています。このトピックでは、Microsoft Dynamics GPの事前設定済みのアダプタを設定するデータ デザイナーのための技術情報を解説します。統合はMicrosoft Dynamics GPバージョン2010、2013、2015をサポートしていますが、旧バージョンのMicrosoft Dynamics GP 10.0はサポートしていません。
Microsoft Dynamics GPをデータ ソースに使用することの重要な違いは、複数の会社をサポートするという点です。Microsoft Dynamics GPデータ ソースをセットアップする際、データ ソース設定タブ内の [企業データベース] フィールドに、インポートしたい企業をセミコロンで区切って入力することができます。 このフィールドをブランクのままにすると、すべての企業がインポートされます。
サポートされるMicrosoft Dynamics GPテーブル
Microsoft Dynamics GPの事前設定済みのアダプタは、以下のテーブルのメタデータを持ってきます。「Yes」と記録されているテーブルは既定で有効になっています。有効なテーブルについては、統合はデフォルトで最も一般的なフィールドを持ってきます。ユーザーはその後、必要に応じてフィールドの選択を編集できます。システムテーブルは赤で示されています:
物理名 – フレンドリ名 | 既定で有効 | 注記 |
---|---|---|
GL00100 – 科目マスター | はい | |
GL00102 – 科目カテゴリ マスター | はい | |
GL10110 – 現在の科目要約 マスター | ||
GL10111 – 科目要約の履歴 マスター | ||
GL20000 – 年度初めから現在までの開かれたトランザクション | はい | |
GL30000 – 科目トランザクションの歴史 | はい | |
SY40100 – 期間設定 | はい | |
SY40101 – 期間ヘッダー | はい | |
SY01500 – 会社マスター | はい | |
$ADP_ACCOUNTSUMMARY − アカウントの要約 | はい | このテーブルは「エージェント」よって作成されます。GPからのネイティブ データベース テーブルではありません。 |
GL00105 – 科目インデックス マスター | ||
GL00200 – 予算マスター ヘッダー | ||
GL00201 – 予算マスター詳細 | ||
GL40200 – セグメント説明マスター | ||
DTA10100 – MDAトランザクション グループ | ||
DTA10200 – MDAトランザクション グループ | ||
GL01201 – 予算要約マスター表示 | ||
GL11110 – 開かれた年次要約マスター | ||
GL11111 – 歴史年次要約マスター | ||
SY02200 – ジャーナル転記移動先 | ||
SY02300 – 転記設定 | ||
SY03300 – 支払い条件マスター | ||
SY04200 – コメント マスター | ||
TX00101 – 税金スケジュール ヘッダー マスター(ヘッダー) | ||
TX00102 – 税金スケジュール マスター(詳細) | ||
TX00201 – 税金詳細マスター | ||
TX30000 – 税金履歴 | ||
SY003001 – 科目定義ヘッダー | ||
SY00302 – 科目定義詳細 | ||
SY00801 – リソース活動 | ||
SY01400 – ユーザー マスター | ||
SY01402 – システム ユーザー既定値 | ||
SY00800 – バッチ活動 | ||
SY60100 – ユーザー アクセス | ||
SOP10100 – 未転記/作業中トランザクション(ヘッダー) | ||
SOP10200 – 未転記/作業中トランザクション(行の詳細) | ||
SOP10101 – コミッション作業と履歴 | ||
SOP10102 – GL流通作業と履歴 | ||
SOP10103 – 支払い作業と履歴 | ||
SOP10104 – プロセス保持の作業と履歴 | ||
SOP10105 – 消費税の作業と履歴 | ||
SOP10106 – ユーザー定義の作業と履歴 | ||
SOP10107 – トラッキング番号の作業と履歴 | ||
SOP10201 – シリアル/ロットの作業と履歴 | ||
SOP10202 – 行コメントの作業と履歴 | ||
SOP30200 – 履歴トランザクション(ヘッダー) | ||
SOP30300 – 履歴トランザクション(行の詳細) | ||
SOP60100 – SOP-POPリンク | ||
SOP60300 – 顧客アイテム番号 | ||
GL10000 – トランザクション作業/未転記(ヘッダー) | ||
GL10001 – トランザクション作業/未転記(行の詳細) |
その他の考慮事項
Microsoft Dynamics GPのデータにアクセスする場合の追加の考慮事項は次のとおりです:
Microsoft Dynamics GPを照会する際、比較式と論理式を持つシンプルな列フィルタが使用できます。
- 演算子(+、 - 、/、*、$、||)、スカラー関数、caseステートメントは使用できません。
- 設定は「Adaptive プロフェッショナル サービス」で利用できる高度な設定でさらにカスタマイズできます。
- MS SQL Serverの統合セキュリティと統合の相互運用性に関する情報については、「MS SQL Serverの統合セキュリティとAdaptive Integrationの相互運用性」を参照してください。