Adaptive Insightsをデータ ソースとしてセットアップ
Adaptive Insightsをデータ ソースとして使用して、メタデータや、現在のAdaptive Insightsインスタンスまたは別のインスタンスのデータをインポートすることができます。プランニング データ ソースをセットアップする場合には、Adaptive Insightsの認証情報を作成する必要があります。Adaptive Insights認証情報を使用することで、より多くのAdaptive Insightsデータ ソースやローダで認証詳細を再利用できます。
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が始める前に
- Adaptive Insightsデータソース認証情報の作成
- このデータ ソースに対して選択したAdaptive Insights認証情報が、必要とするメタデータおよびデータに対する権限と属性アクセスを持つものであることを確認します。
- 許可が必要: 統合 > データ デザイナー、およびインテグレーション オペレーター
そこに着く方法
ナビゲーションメニュー
> [統合] > [デザイン統合] に進みます。
基本ステップ
- Adaptive Insights認証情報を作成します。
- プランニング データ ソースを作成します。
- シート、属性、組織、科目、特性、期間、バージョンなど、インポートするAdaptive Insightsソースを選択します。
- シートまたは科目からAdaptive Insights構造をインポートします。
- ステージング テーブルからAdaptive Insightsデータをインポートします。
- 統合タスクを使用してAdaptive Insightsインポートを自動化します。
Adaptive Insights認証情報の作成
以下の手順に従って、Adaptive Insightsデータ ソース認証情報を作成します。
インスタンスがWorkdayに対応しており、WorkdayからAdaptive Insightsへユーザーを同期した場合、プランニング データ ソースのWorkday認証情報を選択する必要があります。
プランニング データ ソースの作成
- コンポーネントライブラリ内のデータ ソースを展開して、[新しいデータ ソースの作成] を選択します。
- プランニング データ ソースを選択します。
- データ ソースの一意の名前を入力し、[適用] を選択します。
- 既存のAdaptive Insights認証情報を選択します。認証情報が存在しない場合、前述の手順を使用して作成します。
Workdayから同期したAdaptive Insightsユーザーの場合は、Workdayの認証情報を選択することができます。 - データソースの設定を保存します。
- [テスト接続] を選択し、認証情報設定が機能していることを確認します。
インポートするAdaptive Insightsソースを選択します。
Adaptive Insightsデータ ソースは、選択されたソースのみからインポートします。
- 未選択の場合は、たった今コンポーネント ライブラリで作成したプランニング データ ソースを選択します。
- [操作] ペインで [ソースの管理] を選択します。
- [ソースの管理] ダイアログで [ソース] フォルダーを選択します。
- 以下のものを選択するには、[ソース] フォルダーの下で [追加] を選択するか、[ソース] フォルダーを右クリックして、[追加] を選択します。
- ソースを整理するコンテナを作成するためのフォルダー
- 科目ソース
- 特性ソース
- キューブ シートとその組織、バージョン パラメーター、および期間範囲
- 組織ソース
- モデルシートとその組織、バージョン パラメーター、オプションの期間パラメーター
- 属性、科目、組織、バージョン、期間範囲等、あらゆるインスタンスから選択したカスタム ソース。詳細については、[カスタム ソースにおけるフィルターのパラメーター作成] セクションを参照してください。
- 時間ソース
- バージョン ソース
- ソースに使用方法を示す名前を付け、[適用] を選択します。例えば、このソースに2019年の経費シートが含まれている場合は、"expense sheet 2019"の名前を付けることができます。
- これらの手順を繰り返して、インポートしたいすべてのAdaptive Insightsシートおよびモデル要素を追加します。各ソースは、ステージング領域において個別のテーブルになります。
- [操作] ペインで [保存] を選択します。
カスタム ソースにおけるフィルターのパラメーターの作成
カスタム ソースを作成する場合、認証情報によって接続しているAdaptive Insightsインスタンスにおいて、科目、組織、バージョン、および期間範囲のパラメーターを選択します。選択する前にパラメーターを作成する必要があります。これらのパラメーターは、外部のAdaptive Insightsインスタンスに関して選択できるものに関連します。
これらのパラメーターの作成時に表示される「外部」の語は、作成中のものが外部のAdaptive Insightsインスタンスに関するものであることについて注意を喚起するものです。
- 当該カスタム ソースに関し、[設定] タブで [パラメータの編集] を選択します。
- [ローカル] フォルダーを右クリックし、[パラメータの編集] ダイアログで選択 [追加] を選択します。
- [外部バージョン] を選択して、使用するバージョンを選択します。
- 単一の組織を選択するには、[外部組織単一] を選択します。
- 複数の組織を選択する場合は、[外部組織複数] を選択します。
- [外部科目] を選択して、使用したい科目を選択します。
- [期間範囲] を選択して、固定または動的期間範囲を設定します。
- パラメーターに使用目的が分かる名前を付けます。
- [適用] を選択します。
これでローカル パラメーターが作成され、カスタムソースにおいて、科目、組織、バージョン、および期間範囲のフィルターに使用できるようになりました。
Adaptive Insightsソースからの構造のインポート
インポートするAdaptive Insightsシートとモデル要素を選択したら、 データをインポートする前に、構造をインポートします。
- [構造のインポート] を選択すると、インポートの進行状況が表示されます。
- [構造をインポート] ダイアログを閉じます。
- インポートしたテーブルと列のデータコンポーネントを表示します。[ソースの管理] から選択したすべてのソースもステージング領域に自動的に表示されるため、含まれているデータをプレビューできます。
- データ ソースを保存します。
テーブル設定のカスタマイズ
それぞれのAdaptive Insightsテーブルからデータをインポートする方法をカスタマイズできます。
- ステージング領域でテーブル名の横にある三角形を選択します。
- [テーブル設定] を選択します。
- 設定を変更します。選択肢は、テーブル列によって異なります。
- データ インポート モード:
- データのインポートを実行するたびに置き換えられたすべてのレコード
- 受け取ったすべての行は新しいために、追加される必要があります
- 転送された期間範囲内に該当するすべてのレコード(ソースシートに期間が含まれている場合にのみ利用可能)
時間層別のキューブ シート データのページング
期間パラメーターを設定した場合は、キューブ シートに表示される時間層別にキューブ シートのインポート データをページングすることができます。例えば、そのシートに年、月、または四半期の時間層が存在する場合は、これらから選択できます。ページングはインポート リクエストを時間層別に分割し、大きなキューブ シートのインポートをより効率的にします。インポートの進行状況は、各ページのロードのステータスを示します。
Adaptive Insightsからのデータのインポート
Adaptive Insightsシートおよびモデル要素構造のインポートが完了すると、それらのデータをインポートできます。
- データ コンポーネント領域からステージング領域へと追加したいAdaptive Insightsテーブルをドラッグします。
- [操作] ペインで [データをインポート] を選択します。インポート フィルターとパラメーターによってデータが処理されます。
- 実行時に表示されるパラメーター プロンプトに必要な値を入力します。
- インポートエラーまたはメッセージがないか、インポートの進捗状況を表示します。
- ステージング領域でデータを確認します。インポートされたデータは、[操作] ペインで [ステージング テーブルのクリア] を選択してクリアするまでそこに残ります。
ステージング テーブルにインポートした後、ローダによってステージングからAdaptive Insightsへとロードできます。
統合タスクを使用してインポートを自動化