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Adaptive Insights
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手動再計算

シートの分離と手動再計算について説明します。

再計算を有効化すると、モデルの計算方法が大きな影響を受けます。 これを有効化した場合、他の領域が更新されても、モデルは自動的には更新されなくなります。これを有効化しても構わないのは、その結果として、手動の再計算を行う管理的作業に見合ったパフォーマンスの向上がある場合のみです。  その使用については、Adaptive Insightsと協議することをお勧めします。

通常のAdaptiveインスタンスでは、 どのシートの保存時にも、 モデル全体が再計算されます。パフォーマンス上の理由から、特に更新量が多い期間中などは、特定の領域を自動再計算から除外したほうがよい場合があります。

モデル化シートとキューブ シートを他のインスタンスから分離して、その計算が、データの変更のたびではなく、オンデマンドでのみ行われるようにすることができます。オンデマンドの計算では、計算結果を保管しておいて、再計算を決断してからその結果を使用することによって、パフォーマンス上のメリットが実現します。[数式を再計算] をクリックすれば、再計算をトリガーできます。また、行の編集のたびにも、モデルシートまたはキューブ シート上の各行の計算が行われます。

次のビデオを見ましょう。1分9秒

Manual Recalculation
 

たとえば、複雑な計算を実行するけれども、めったに変更されないデータに依存しているモデルシートの手動再計算を有効化したとします。 複雑な人事モデルの行は、想定される金額の増額などの、特定の基本前提条件の変更時にしか変更する必要はない可能性があります。 シート上の個々の従業員の行は、直接編集されるたびに再計算されます。しかし他の行はすべて、[数式を再計算 Recalculate Formulas] がクリックされた場合のみ再計算されます。

 Adaptive Planningの手動計算は、Excelの手動計算に似ています。後者では、パフォーマンスの向上のため、複雑なExcel スプレッドシートのデフォルトの自動計算は無効化されています。 

[一致した場合再計算] の設定を有効化して、特定の行の変更時に再計算する他の行を示すことで、関連行が変更されるときに、モデルシートの他の行を再計算できます。

手動再計算がパフォーマンスの向上に役立つ場合 

  • 非常に複雑かつ計算集中型のモデルで
  • 極めて数式駆動型で、めったに変更されないデータを持ったシートで 
  • モデルの他の領域の多数の 行を参照する非常に複雑な数式を 多数備えた 複雑なシートで
  • 頻繁には変更されず、頻繁に変更したくもない複雑なシートで 
  • 各従業員の給与の一部が、部署または訓練のための総人事出費に依存している場合の、数千人の従業員を載せた人事シートで
  • 前年度の販売高または費用をベースにして比率を計算するキューブ シートで

モデルシートでの手動再計算の有効化 

  1. [モデリング] > [モデル管理] に移動します。
  2. [組織] または [ユーザ割当シート] をクリックします。
  3. 既存のモデルシートに対して [Edit(編集)] をクリックします。
  4. [列と組織] をクリックします。
  5. [シートのプロパティ] をクリックします。
  6. [シートのプロパティ] 内の [設定] タブをクリックします。
  7. ダイアログの下部の [要求に応じて再計算] をクリックします。
  8. [OK] をクリックします。
  9. [保存 SheetViewer-Save.png] をクリックします。

[数式を再計算] ボタンがシートのツールバーに表示されるのは、そのシートに対して [手動再計算] が有効化されている場合のみです。

キューブ シートでの手動再計算の有効化  

  1. [モデリング] > [モデル管理] に移動します。
  2. [組織] または [ユーザ割当シート] をクリックします。
  3. 既存のキューブ シートに対して [Edit(編集)] をクリックします。
  4. [属性、特性、組織] をクリックします。
  5. [シートのプロパティ] をクリックします。
  6. [シートのプロパティ] 内の [設定 ] タブをクリックします。
  7. ダイアログの下部の [要求に応じて再計算] をクリックします。
  8. [OK] をクリックします。
  9. [保存] をクリックします。

[数式を再計算] ボタンがシートのツールバーに表示されるのは、そのシートに対して [手動再計算] が有効化されている場合のみです。

一致した場合再計算

モデルシート ビルダーで、属性またはテキスト セレクター列に対して [一致した場合再計算] を選択することによって、単一の行が変更された場合にどの行を再計算するかを決めることができます。モデルシート上の行の編集のたびに、その行は、[一致した場合再計算] が有効になっている場合に列内に一致する値を持つ他のすべての行と一緒に再計算されます。

どの列も [一致した場合再計算] を設定されていない場合、編集する行のみが再計算されます。

モデルシート上のすべての行の再計算

シートが手動再計算を使用する場合、残りのモデルに変更が加えられた後、更新済みのままになりません。 手動で再計算されたシートに対して [数式を再計算] をクリックすると、選択した組織のすべての行上の数式が再計算され、残りのモデルと同期した状態に戻ります。すべての組織にまたがって再計算するには、ルート組織にナビゲートし、そこの [数式を再計算] ボタンをクリックします。

他のシートまたはそのシートの他の行での変更を確認するには、分離されたシート内で再計算を行う必要があります。その例として、四半期の終わりにしか適用する必要のないサラリーキャップ(給与上限)を備えることがあります。

モデルシートでの分割または行の追加および削除

行の編集と同様に、行の追加もその行での再計算をトリガーします。 行を削除しても、他の行での強制的な計算は、その行に [一致した場合再計算] 属性が備わっていないかぎり行われません。

オンデマンドの再計算時、行の分割は、行と同様に扱われます。 ただし、分割を追加しても、その親の再計算はトリガーされません。

キューブ シート合計 セル

キューブ シート内の合計セルは、数式を使って計算されないため、常に自動的に計算されます。

すべてのシートを再計算する

インスタンス内のすべてのキューブ シートとモデルシートを一度に再計算するには、[モデリング] > [モデル管理] > [組織割当シート] へナビゲートし、[すべてのシートを再計算する] をクリックします。

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