バージョンにおいて組織の可用性を変更する
バージョンから組織を非表示にする方法について説明します。
対象者:モデルを管理する管理者。
組織の可用性は組織の設定です。
組織の可用性の仕組み
バージョンにおいて組織を利用できない場合、そのバージョンにおける作業中はその組織が表示されません。
- デフォルトでは、すべての組織は、新しい組織を含め、自動的にすべてのバージョンで利用可能です。
- バージョンにおいて組織の親組織を利用できる場合、子組織を利用できるようにするか否かを選択できます。
- バージョンにおいて組織の親を利用できない場合、かかるバージョンにおいてその設定は読み取り専用です。
- 全社の場合、設定は読み取り専用であり、すべてのバージョンにおいて [バージョンで利用可能] に設定されます。
- すべての組織において、ルート実績の設定は読み取り専用であり、常に利用可能です。
バージョンにおいて組織の可用性を制限する理由
- 組織が既に存在しない子会社や部門である場合、その組織を削除すると、実績と過去の計画バージョンから履歴データが失われます。代わりに、実績バージョンに終了日を設定します。
- 組織が新しい子会社または部門である場合、実績バージョンに開始日を設定します。
が始める前に
バージョンで組織を利用不能にする場合、そのバージョンにおいて、それが確定中であってもその組織の全データを削除します。
そこに着く方法
組織の可用性を変更する
各バージョンの選択間の組織設定を保存します。
- 組織リストから組織をハイライト表示します。
- [バージョンセレクタ] ドロップダウンからバージョンを選択します。
- [バージョンで利用可能] チェックボックスをクリアにするかオンにします。
- 保存します。
ルート実績の可用性を変更する
ルート実績の場合、各組織の開始日と終了日を設定できます。
- 組織リストから組織をハイライト表示します。
- [バージョン] セレクタドロップダウンからルート実績を選択します。
- 実績終了と実績開始を編集する:
- [実績開始] の場合、2018年1月といった具合に期間を選択します。実績において、2018年1月から先の組織のみが表示されます。
- [実績終了] の場合、2018年3月といった具合に期間を選択します。実績バージョンにおいて、2018年3月までの組織が表示されます。
- スパンを作成する: [開始と終了] を選択します。
- 保存します。
標準シートにおいて、組織は2016年1月から2016年3月まで利用可能です。