モデルシートの概要
モデルシートの基本的な作成ブロックへ誘導され、それらの作成方法を理解できるようにします。
モデルシートは入力者からの入力を取得し、その入力の結果を自動的にモデル化します。
モデルシートを作成する
さまざまなモデルシート作成方法から選択します:
- モデルシートテンプレート。論理および計算が組み込まれたモデルシートを作成するには、[資本]、[従業員]、[販売] テンプレートを使用します。その後、シートを編集できます。
- モデルシートをアップロードします。
- モデルシートのクローンを作成します。
- 最初から開始して自分のシートを作成します。
モデルシートの作業方法
モデルシートにはデータ列を伴うレコード行が含まれています。レコードに向けてデータを入力するか、列からデータを選択します。科目向けのデータは入力しません。その代わり、シートは科目設定で定義した数式に基づいて科目の値を計算します。モデルシートの科目の数式は次のように評価されます:
- 列に入力するデータ。
- 列に追加するルックアップ。
- シート向けに作成する前提条件。
モデルシートの列タイプ
- データ入力列により、ユーザーはシートを開くときにデータをセルに入力できます。個々のデータ入力列にはコードがあります。このコードは、シートの数式駆動型の科目で参照できます。一部の列には、数式が列を参照する際の計算に影響を与えるスプレッドまたは値ルックアップが含まれています。データ入力列はモデルシート外から参照できません。
- カスタム属性列および特性列はモデルシート上に既存のカスタム属性および特性を配置します。ユーザーは、シートをフィルターするために使用することも、入力データの一部として使用することもできます。カスタム属性には、データ計算に影響を与えるルックアップを含めることもできます。
- 表示列は、シートが計算する値を読み取り専用で表示します。
- 組織はデフォルトの列です。組織は必要であるため、削除することはできません。シートにおいて使用したい組織を選択し、設定を管理します。
モデルシート列を追加または編集するを参照してください。
モデルシートの科目タイプ
- 算出科目は数式を使用し、列データとルックアップに基づく個々の値を計算します。
- 前提条件科目は、データを制御するフロー科目です。管理者のみがシートの要約ページから前提条件科目にデータを入力できます。
- 初期の残高科目は、初期の残高データ入力列を追加すると自動的に作成されます。
- 期間は、期間データ入力列をシートに追加すると自動的に作成されます。
モデルシートのルックアップ
テキストセレクタ、またはドロップダウンおよび属性列であるデータ入力列にルックアップを追加します。ルックアップは、データ入力時にシートのドロップダウンから作成した選択に基づく論理を提供します。その後、それらの列を参照する算出科目向けの数式を作成できます。
ルックアップのタイプ:
- 値ルックアップは行からの選択を時間ベースの値に変換します。たとえば、収益の選択肢(HMOやPPOなど)を適切なパーセントに関連付けることができます。次に、パーセントと給与を乗算して給与額を計算できます。給付の選択肢とその割合は、値ルックアップ内にあります。
- スプレッドルックアップは、別の科目の後続の期間にわたって値をひとつの科目に分散させます。行からの選択は時間の経過とともに広がる値(スプレッド値)に変換されます。たとえば、資本支出科目をもとに、減価償却方法を使用して減価償却費用科目に値を広げます。