数式を用いてモデルシートチェックボックスを使用する
販売用 Adaptive Planning 内の販売プランニング向け [従業員] シートのモデルシートチェックボックスの使用例を紹介します。この例では、チェックボックスをモデルシートデータ入力要素として追加し、チェックボックスをクリックするとシートにおける数式評価をトリガーできるようにします。
Available only with sales planning.
モデルシートには、チェックボックスあるいはトグルスイッチのいずれかとして表示するチェックボックスデータ入力要素を含めることができます。チェックボックス要素を使用するメリットは、あなたとそのチームのデータ入力時間を短縮できることです。また、データ入力エラーも防止します。シートにおいて、入力するかドロップダウンメニューから選択する代わりに1回のクリックでセル内の値を設定できます。
このチェックボックスはブール値を入力します。ボックスをチェックするかオン位置にトグルすると値1を入力します。チェックを外すかオフ位置にトグルすると値0を入力します。その後、数式のチェックボックスにアクセスしてさまざまな目標を達成できます。最も一般的な目標は、オンまたはオフを指定する単純なワンクリック方法です。
このウォークスルーでは、チェックボックスをデータ入力列としてモデルシートへ追加する方法と、数式のチェックボックス状態へアクセスする方法について説明します。チェックボックスのクリックによって収益をオンにすることを示すために、一例として [従業員] シートを使用します。
Before You Begin
- 必要な権限: モデル管理アクセス > モデル
- 販売プランニングインスタンスにログインしていることを確認してください
How You Get There
基本ステップ
シートでチェックボックスを機能させるには:
- チェックボックスデータ入力列を追加し、モデルシートに表示列を追加する
- チェックボックスの状態を評価する算出モデル科目において数式を作成する
チェックボックスと表示列を追加する
- モデル [従業員] シートの隣にある [編集] リンクを選択します。
- [列と組織] を選択します。
- 要素タブからデータ入力列を展開し、チェックボックスをキャンバスにドラッグします。チェックボックスは、販売プランニングインスタンスにログインしている場合にのみ使用できます。
- [名前] には
収益
を、[コード] にはBenefitsSelector
を入力します。 - 左パネルの [要素に戻る] リンクを選択します。
- [表示列] を展開し、作成したばかりのチェックボックスの下にあるキャンバスへ [収益] をドラッグします。この列は、チェックボックスがチェックされている場合に値を表示します。
- [保存] を選択します。
モデル算出科目を作成してチェックボックスを評価する
- ブレッドクラムを使用して [従業員] シートの要約に戻ります。
- モデル科目を選択します。
- ツールバーから [新規計算科目を作成] を選択します。
-
名前には
収益
を入力します。表示形式には [通貨] を選択します。 - 数式には、
ROW.Salary * ROW.BenefitsSelector
を入力します。この数式において、BenefitsSelector
はチェックボックスのデータ入力列コードを参照し、チェック済みであるか(1)、チェックが外されているかを(0)評価します。 - 保存します。モデルシート科目は科目コードのシート名を使用していることを覚えておいてください。
チェックボックスの要素が配置され、算出科目の数式がそれを参照する状態において、チェックボックスがチェック済みであれば表示列に数式の結果が表示されます。チェックが外れている行はすべて、値 0 を表示することにご注意ください。チェックボックスがチェック済みであっても収益額が 0 である場合、それはこの個人の最終日が 2004 年 10 月 1 日であったからです。