数式記述のヒント
記述
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数式を小さな塊に分割して結果をテストします。
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複数の月(特に予測のある月)に渡って検証します。ここでは実績が計画期間を上書きします。
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科目の権限を確認します。
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数式には、通常、数式と、計算に合わせて適用する必要のある条件 の両方を含めることがあることに留意してください。たとえば、昇給が単純に10%増加と定義されている場合がありますが、数式にはほかの条件も含める必要があることがあります。例: この人物はフルタイムの従業員ですか?記念日に到達しましたか?
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数式を文書化します。自身と他にどのように機能するかを説明します。
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現状についてコメントを追加して説明します。コメントは数式内で使用でき、
#
(ポンドまたはハッシュタグ記号)で始まり、次のキャリッジリターンで終わります。例:
ACCT.Rent[time=this-12] # last year's rent(昨年の家賃)
(50%増)
* 1.5 # 50% increase
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特殊文字を利用します。 演算子は大文字小文字を区別しません。わかり易いように大文字を使用して空白を追加することを検討します。例:
IF (VersionMonth(this) = VersionMonth(ROW.HireDate) AND IsBlank(ROW.TransferIn), 1, 0)
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読みやすいように字下げを使い、キャリッジリターンを追加して行の長さを制限することを検討します。例:
IFF (
IsBlank(ROW.EndDate)
AND IsBlank(ROW.TransferOut)
OR (VersionMonth(this) < VersionMonth(ROW.EndDate),
ROW.Allocated_BeginningHeadcount + ROW.NewHire-ROW.Termination, 0
)
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意味のある説明的な科目名を使用します。数式は、インスタンス全体にわたり多くの場所で表示するデータを使用します。意味のある名前を使用することで、データが計算された方法を理解しやすくなります。
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科目名にアンダースコア(まだはダッシュ)と大文字小文字 を使用するときは、一貫性に留意します。
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数式が検証されるときは、空白は無視されますが、数式を読みやすくするのに効果的です。空白文字を使用すると数式を理解しやすくなります。空白文字を省略することもできますが、使用することがベストプラクティスです。
数式バーにキャリッジリターンを入れるには、ALT-Enterと入力します。
パフォーマンス
- 全社の組織構造への参照を避けるか、(
-
)を使用します。 - 全社で自動的に検証する前提条件科目を作成し、結果をキャッシュに入れます。
その他
- 個々の構文エラーは、無効な数式を保存しようとするとその数式が赤色で表示されます。
- その他のエラータイプ(ゼロで除算、無効な値など)は、数式が評価されたときにのみ表示されます。
Divf
関数またはIff
関数には表示されないことがあります。 - セルに直接入力された数式は、等号(
=
)が必要ですが、フォーミュラアシスタントを使用すると、等号は必要なくなります(自動的に挿入されます)。