数式の確認
バージョンでの数式の検証
数式を追加して変更内容を保存する際、数式の正しい構文や循環参照などが検証されます。この数式ごとのチェックに加えて、特定バージョンで数式エラーを検索し、それを単一画面に表示できます。
- [モデリング] > [モデル管理] > [科目] > [数式の検証] にナビゲートします。
[数式の検証] をクリックすると、現在作業中のバージョンが自動的にチェックされ、数式エラーを列記したページが戻されます。
2. チェックを絞り込むには、次の手順に従います。
- ドロップダウンで別の [バージョン] を選択します。
- 表示されるエラーの最大数([最大エラー数])を設定します。範囲は1から500までです。
- 参照エラーを除外します。エラーのある数式を持つセルのみを表示します。エラーのある別のセルを参照する有効な数式は、これに含まれません。
- [更新] をクリックし、もう一度検証を実行します。
検証結果
検証結果には、検出したエラーの数と、エラーの最大数に達するまでに実行された計算回数が示されます。また、検出した各エラーに関する詳細も示されます。詳細については、「検証フィールド 」を参照してください。
エラーのトラブルシューティング
エラーの原因を検出します。
- エラーメッセージをクリックし、[セルを探索] を開きます。数式エラーは赤色で表示されます。
- 数式エラーが入力されたシートにおいて根本原因が見つかるまで(赤色のエラーテキストをクリックして)ドリルダウンを続けます。
- 数式を修正します。
検証フィールド
要約
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必要な計算の合計回数: モデル内の考えうる計算対象の場所の数を示します。
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実行された計算の合計回数: [最大エラー数] の値に達するまで、ページの生成中に実際に実行された計算の回数。
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経過時間: この情報を計算するためにサーバー上で費やした時間。
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検出されたエラー数: エラーが検出された場所の合計数。この数がその下に表示されているエラー数と異なる場合は、ツールチップでその差異について説明が行われます(たとえば、
この数値にはスキップされた27件の合計エラーの数が含まれます
)。 -
バージョン名: 数式を検証されたバージョンの名前。
[数式の検証] は現在作業中のバージョンでのみ実行されます。現在作業中のバージョンを変更するには、 ドロップダウンから別のバージョンを選択します。
エラー詳細
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科目名: エラーと表示された科目の名前と、その科目コードに関するツールチップ。
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組織名: エラーと表示された組織の名前。
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日付: エラーが表示された月。
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エラーメッセージ: エラーメッセージと、[セルを探索] へのリンク。