連結バージョン
実績および計画バージョンのほかに、連結を使用するインスタンスは、複雑なデータの管理と分析を行うために特別なバージョンを使用することがよくあります。それには、サブバージョン、仕訳入力バージョン、仮想バージョンが含まれます。それぞれに連結の目的があります。
サブバージョン
サブバージョンでの合計値と編集可能バージョン
バージョンの階層
バージョンのドロップダウンは、バージョンが実績にどのように合計されるかを把握する上で役に立ちます。
Actuals2つのサブバージョン: Pre-Elimination,およびEliminations。Pre-Eliminationは3つのサブバージョンを有しています。
バージョンの値
1 ルート実績は、すべてのサブバージョンの合計を表示します。
2 Eliminations サブバージョン のセルは白色（編集可能）です。なぜなら、階層に示されているように、Eliminations にはサブバージョンがないからです。
3 [Pre-Eliminationサブバージョン ] のセルはグレー（読み取り専用）です。なぜなら、Pre-Eliminationsはそのサブバージョンの合計値を示すからです。
仕訳入力バージョン
仕訳入力での合計値
Pre-Eliminationsに合計されるバージョンの1つは仕訳入力バージョンAdjustments JEsです（アイコンの前後方向の矢印に注意してください）。
仕訳入力バージョンは、標準サブバージョンがいくつかの重要な差異を処理する場合と同じ方法でバージョンの階層を合計します。
1 親として、Pre-Eliminationsは合計値を示します。これには、仕訳入力サブバージョンで作成された調整が含まれます。
2 Allocationsは編集可能なバージョンです。各製品グループに10,000が入力されています。
3 Adjustments JEサブバージョンでは、[連結 > 仕訳入力 > 新規] で値が調整されています。Product Group Aには10,000ドルの貸方が記入されました。それに対応する貸方は、Product Group BとCの間で分割されました。仕訳入力バージョンは調整を示しています。
