再使用可能レポート
部署の経費レポートと人員レポートを作成するものとします。あなたは人員が変化するのに合わせて経費も変化する新しいレポートを作成しようとしています。次の2つの個別レポートからレポート要素を組み合わせて新しいレポートを作成できます。
- バージョンと期間の構成で、同じ構成を使用するレポートが複数あることに気付きました。新しいレポートの一部として、再使用可能レポートのバージョン要素と時間要素を使用できます。
- 要素の形式設定は、新しいレポートに適用されます。形式設定を再適用する必要はありません。これにより新しいレポートの作成時に時間を節約し、整合性が得ることができます。
再使用するための再使用可能レポートから要素を次に基づいて選択できます。
- 単一要素の選択
- 複数要素の選択
- 要素セグメントの選択
マトリクスレポートの列軸、行軸、シートタブ軸に要素を追加できます。マトリクスレポート作成の詳細についは「マトリクスレポートビルダー」を参照してください。
レポート フォルダーパネルでは次の操作を実行できます。
- 再使用可能レポートとして保存されたレポートを追加する
- 再使用可能レポートのみを使用するようレポートをフィルターする
マトリクスレポートビルダーでは次の操作を実行できます。
- レポート要素から再使用可能レポートにアクセスする
- [レポート] 要素の要素を レポートに追加する
レポートを再使用できるようにする方法
ナビゲーション: レポート> レポート フォルダーを開きます
レポートを再使用できるようにするには、レポートを右クリックして、[再使用可能レポートに追加] を選択します。レポートが再使用可能になったら、要素は他のレポートでも再使用できるようになります。
注:[再使用可能レポートに追加] オプションはお気に入りフォルダーでは使用できません。
再使用可能レポートの検索
ナビゲーション: レポート> 再使用可能レポートフォルダーを開きます。
保存されたレポート要素にアクセスするには、まずレポートを再使用可能に設定する必要があります。
再使用可能レポートフォルダーには新しいマトリクスレポートを作成するために使用できるレポートのリストが含まれています。再使用可能レポートのリストには、他のレポート ユーザーが追加した共有レポートも含まれます。
レポート作成ブロックへのアクセス
ナビゲーション: レポート> [新規レポート] をクリックし、[マトリックス ] を選択します
レポート要素には、マトリクスレポートビルダーの左ペインにある [レポート] 要素からアクセスします。ここから再使用可能レポートを展開して、要素を表示します。
保存済みレポートから要素を含むマトリクスレポートを作成する方法
ここに記載されちる手順では、経費対予算レポートが作成され、再使用可能レポートに追加されたものと見なします。
保存済みレポートから要素を使用するには:
- 新しいレポートを作成します。
- 再使用可能レポートのリストを表示するには、レポート要素を展開します。
例: [費用予算対実績] レポートを展開して、バージョン、時間、科目の要素を表示します。 - 左パネルの列軸から作成ブロックをドラッグし、レポート領域の列軸へドロップします。
例: レポート領域の列軸に実績バージョンの作成ブロックをドロップします。 - 左ペインの [行軸] からレポートエリアの行軸に要素をドロップします。
例: 左パネルのPL経費科目作成ブロックをレポート領域の行にドロップします。 - 必要なレポート構成に基づいて、レポートにさらに要素をドロップします。
- レポートを保存し、実行します。